おすすめ!京都観光の穴場スポット4選

おすすめ!京都観光の穴場スポット4選

国内でも有数の観光名所である京都は、観光客にあふれゆっくり見て回れないと思ってはいませんか。
平安神宮や金閣寺などは多くの観光客でにぎわいますが、ゆっくりと楽しめる穴場スポットがいくつもあるのです。

今回は京都観光における穴場スポットを4つご紹介します。

京都の学問の神様ならここ!北野天満宮

京都観光のメインスポットの1つでもある、金閣寺周辺の観光の穴場は北野天満宮です。
北野天満宮は菅原道真公を祀った神社であることで有名で、地元の受験生が数多く訪れます。

春には梅の名所として人気があり、敷地内には50種、約2000本の梅が植えられています。梅の時期である2月から3月にかけて梅園が公開され、多くの参拝客が訪れます。梅の他にも4月や5月であれば青もみじを楽しむことができ、秋を迎えるとそれらが一斉に色づき、見事な景色を生み出します。

お菓子とお茶付きのもみじ苑もあり、お茶を飲みながらのんびりともみじを眺めることができます。もみじ苑は非常に広いため、ゆったりと散歩を楽しむことも可能で、観光名所でありながらも比較的すいているため写真もゆっくり撮影できます。北野天満宮には多くの牛の像があり、牛は神使とされています。牛の像は、頭をなでると賢くなるといういわれがあるため、このいわれにあやかりに訪れる学生も多くみられます。北野天満宮のお守りはお土産にも人気で、受験祈願として持ち帰るのもおすすめです。さらに、菅原道真公の誕生日である6月25日を祝うため、北野天満宮では毎月25日に天神さんという市が開かれます。

地元の名産や、手作りの作品、着物、骨董などが所狭しと並び、買い物を楽しむことが可能です。境内だけでなく、周辺にもお店がずらりと立ち並びますので見ているだけでも楽しく、観光をしながら京都の暮らしを味わうこともできます。

ゆったりとした時間の流れを楽しむなら哲学の道

哲学の道は、京都市左京区にあり南は永観堂の近くに位置する熊野若王子神社あたりを起点とし、銀閣寺まで続いています。
哲学の道は琵琶湖から引かれた疎水に沿って作られ、ゆったりとした散歩道として人気があります。

もともとは1890年に琵琶湖疎水が完成した際、管理用道路として設置されましたが、明治時代になると文人が多くこのあたりに住むようになり「文人の道」と呼ばれたのが哲学の道の始まりです。長く京都市で愛された市電が1987年に廃止されたのを受け、市電の思い出を忘れないようにと、その軌道敷石を転用し、歩行者が歩きやすいように哲学の道に石畳として並べられました。
石畳の続く、情緒あふれる哲学の道は日本の道百選にも選ばれています。哲学の道をゆっくりと歩いて京都の自然を感じてみるのがおすすめです。道沿いには桜がたくさん植えられていますので、春には満開の桜を眺めながらの散歩が楽しめます。さらに、きれいな水流も自慢で、京都という大都市でありながらもゲンジボタルが見られるのです。哲学の道に生息しているゲンジボタルは全て自然に生息しているゲンジボタルであることから、このあたりの自然環境の良さを感じることができます。

5月末から6月にかけて飛び交うゲンジボタルを見ながらの散歩は非常にロマンチックであり、カップルにも人気のデートスポットです。秋にはもみじも楽しめ、季節ごとに違った表情を見せる哲学の道は、地元からも愛される穴場スポットであると言えます。

下鴨神社で自然あふれた世界遺産を楽しもう

ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」としても登録されている下鴨神社は、正式名称を賀茂御祖神社とし、上賀茂神社と共に賀茂氏の氏神を祀っています。

京都でも最古の神社のひとつで、古くから縁結びや子育ての神様として信仰されてきました。

境内には糺の森(ただすのもり)や御手洗川、みたらし池を抱え、非常に大きな敷地が特徴的な神社です。広い敷地であるために、世界遺産でありながらも観光客が少なく感じられ、ゆったりと自然を楽しむことができます。高い木が立ち並ぶ糺の森は、マイナスイオンにあふれ、京都の暑い夏であっても涼しく感じられる場所です。
下鴨神社は非常に行事の多い神社としても有名で、京都の三大祭りのひとつである「葵祭」の行列も下鴨神社に立ち寄ります。葵祭の行事の一つとして流鏑馬神事(やぶさめ)も行われ、1月4日の蹴鞠(けまり)はじめでは、水干し烏帽子と鞠装束に身を包んだ鞠足による見事な蹴鞠を見ることができます。
夏には御手洗祭(みたらし祭)が行われ、毎年土用の丑の日前後に新池である御手洗池に足をつけ、無病息災を願います。御手洗祭りは朝早くから始まりますが、日没は非常に幻想的な姿を見せます。御手洗池は、土用の丑の頃には地下からの湧水の量が増え、水泡が多くなると言われています。その泡に見立てて生まれたのがみたらし団子です。そのため、下鴨神社周辺には有名なみたらし団子屋がいくつかあり、人気を集めています。下鴨神社を訪れた際にはぜひ、本場のみたらし団子を味わってみるのがおすすめです。

京都の違った表情を楽しむならアサヒビール大山崎山荘美術館

京都には東山や岡崎周辺にも多くの美術館や博物館がありますが、市内から少し離れた場所にあるアサヒビール大山崎山荘美術館もおすすめの美術館の1つです。

こちらの美術館は、関西の実業家であった加賀正太郎の別荘であった建物がそのまま使われています。
築約100年の「大山崎別荘」は、名建築であると言われ、イギリスのチューダー式を採用した3階建ての建物です。建物だけでなく庭園や道路、家具、調度品なども加賀正太郎自らが設計やデザインを担当し、細部にまでこだわり抜かれた空間が楽しめます。

別館である「地中の宝石箱」と「夢の箱」と名付けられた建物は世界的に有名な建築家である安藤忠雄の設計です。直線的なコンクリートの建物としてのモダンな外観は大山崎別荘とのコントラストが印象的で、建築ファンにも人気があります。
本館の2階の喫茶室にはテラスが備えられ、大山崎の素晴らしい自然を眺めながら、ゆっくりとしたティータイムを楽しむこともできます。美術館としてのコレクションも充実し、現在のアサヒビールである、朝日麦酒株式会社の創業者の山本為三郎が収集したコレクションが並んでいます。民藝運動にゆかりの深い作品や、モネの睡蓮などの展示もあり、美術品としても充実した内容です。山荘の外には大きな庭園が広がり、散歩をして楽しむことも可能です。

美術館としてだけでなく、建物や、周囲の自然を楽しめることからも、一味違った京都を楽しめる穴場スポットであると言えるでしょう。